ヒトをはじめ多くの生物のゲノム塩基配列が解析され、DNAマイクロアレー技術が登場し、ゲノム遺伝情報やmRNAの発現状況などを、ハイスループットに解析することが可能になりました。
しかしながら、これらのツールを利用することによって、生命現象の解明や創薬開発が同様のスピードで進行するというのは早計であるとの認識が、現在のバイオ産業に広がりつつあります。確かに、蛋白質を規定しているのはゲノム上の遺伝情報であり、そこから読み取られるmRNA発現の有無や量は生命機能の一部分を反映していますが、蛋白質の構造や蛋白質間のネットワーク、細胞や個体機能への役割などを、これらの情報のみから予測することはできません。
当社は、生命現象を実働部隊として担っている「蛋白質」や、生命の最小単位として機能する「細胞」をターゲットとして、独自技術であるシグナルシークエンストラップ技術とモノクローナル抗体技術を駆使することによって、生命現象に直結する創薬シーズを開発することを目指します。

人類が築いてきた科学文明は、未知の現象への好奇心とそれを実現化する技術構築との2人3脚で発展してまいりました。好奇心とは人類が持ち合わせる最も根幹的な本能であり、今日までの人類の発展を支えてきたものであります。一方では、新しい科学技術とその成果は当社を取り巻く社会や地球環境に貢献する経済活動として、反映されていかなくてはなりません。
当社は新しいバイオベンチャー企業として、独自の技術を構築および応用することによって、人類の知的好奇心から得られた知識や成果を経済活動に反映し、人類や地球環境に貢献する活動を行ってまいります。
当社はシグナルシークエンストラップ技術とモノクローナル抗体技術を根幹に、様々なプラットフォーム技術を確立しております。
当社が所有するプラットフォーム技術は、ポストゲノム研究における課題に対して、全世界レベルで先導的な立場でシーズ開発を行うことが可能であります。本技術は目的別、ターゲット分野別にシーズ開発が可能であり、当社は人類の健康向上に欠かせない創薬シーズ分野をターゲットに、事業展開を実施いたします。
バイオ産業は21世紀に入ってから、モノクローナル抗体医薬、遺伝子治療、再生医療など、新しい医療技術が産声を上げました。当社はこれらの新しい医療技術分野に適応する、新規ツールの開発を行います。
今後のバイオ産業は更にニーズの多様化が予測されます。当社は絶え間ない技術改良および新規技術の確立を行ってまいります。
当社は有用技術およびシーズの開発によって、様々な製薬企業、研究機関、病院施設との共同事業およびパイプライン構築し、全世界的市場を視野に入れた事業展開を実施いたします。
当社は当社の企業活動の恩恵を受ける消費者の健康面、生活面での安全を最優先いたします。また、当社の活動や方針にご賛同いただく株主の責献に敬意を払い、企業活動成果を共有いたします。社会面・道徳面において、適切な企業倫理に基づく経営を実践いたします。
| 会社名 | 株式会社 ACTGen(英語表記 ACTGen,Inc.) |
| 設立年月日 | 2005年11月1日 |
| 本社研究所 | 〒399-4117 長野県駒ヶ根市赤穂15番地502 |
| 資本金 | 3億4,150万5,000円 |
| 代表者 | 梶川 益紀 |
| 事業内容 |
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| テクニカル アドバイザー |
本庶 佑(京都大学) |
| (2011年4月現在) | |
|---|---|
素晴らしい仲間と新たな時間を共有することになった。ここ駒ヶ根で一緒に研究できる偶然を大切にして、誰も思いつかなかったことを皆で実現したい。新しいチャレンジの機会をACTGenに得ることができたことに心から感謝している。
アイデアを思いつく時にはいくつかのパターンがある。いつものように考えていると急にアイデアが舞い降りてくるときがある。論文を読んだり、講演を聞いたりしているとき、あるいは講演しているときにアイデアがひらめくこともある。人と議論しているときに思いつくアイデアはときに秀逸である。ACTGenの基盤技術SST-REX法もそのようにして生まれた。サイエンスにおいて大切なことは、深く考えること、良く議論をすることである、と思う。
子供の頃、毎日のようにみた空を飛ぶ夢は、希望と期待に満ちていた。今度はACTGenの仲間たちと空を飛ぶ夢をみたい。アルプスに囲まれたこの駒ヶ根でみる夢が、未来への可能性を乗せアルプスの山々を越えてくことを願っている。
取締役 北村俊雄
(東京大学医科学研究所先端医療研究センター細胞療法分野教授)
| 2005年11月 | 株式会社AntiGenesis 設立 |
| 2006年1月 | 株式会社ACTGenに社名変更 |
| 2006年5月 | 2億1,000万円の第三者割当増資実施 |
| 2006年8月 | 長野県駒ヶ根市に研究所開設 |
| 2006年9月 | 長野県駒ヶ根市に本社移転 |
| 2006年9月 | NEDO次世代戦略技術実用化開発助成事業採択。 「ヒト細胞医療分野に応用する機能因子および抗体の構成的開発」 |
| 2006年10月 | JST産学共同シーズイノベーション化事業「顕在化ステージ」採択。 |
| 「ヒト臍帯血造血幹細胞の未分化性を維持した状態での効率的な試験管内増幅技術の開発」 | |
| 2007年11月 | 住商ファーマインターナショナル株式会社と代理店契約締結 |
| 2007年11月 | R&D systems Inc. と基礎研究用試薬の販売契約締結 |
| 2008年1月 | 3億円の第三者割当増資完了 |
| 2008年2月 | 株式会社医学生物学研究所と基礎研究用試薬の販売契約締結 |
| 2008年4月 | NEDO平成20年度イノベーション創出研究開発費助成金(大学発事業創出実用化事前調査事業)採択 |
| 「MRIを用いた遺伝子発現のin vivoイメージング法の開発における事前調査」 | |
| 2008年7月 | 平成20年度 イノベ-ション実用化助成事業 大学発事業創出実用化研究開発事業 採択 |
| 「ヒトに健康被害を引き起こすカビの迅速検査および治療技術の開発」 | |
| 2008年9月 | 科学技術振興機構(JST)産学共同シーズイノベーション化事業「顕在化」ステージ採択 |
| 「ヒト再生医療分野における間葉系幹細胞の高感度かつ高純度な細胞分離技術の確立」 | |
| 2008年10月 | 地域総合整備財団 平成20年度第2回新分野進出等企業支援補助事業採択 |
| 「地域の養蚕技術を応用した医薬品用遺伝子組換蛋白質の量産技術の開発」 | |
| 2009年6月 | 5,001万円の第三者割当増資実施 |
| 2010年3月 | 9,500万円の第三者割当増資実施 |
| 2010年4月 | 500万円の第三者割当増資実施 |
| 2010年7月 | NEDO イノベーション推進事業 平成22年度第1回産業技術実用化開発費補助事業採択。「脳移行型に改良した機能抗体による脳疾患治療・診断技術の開発」 |
| 2011年2月 | プロテウスサイエンス株式会社を吸収合併 |

東京大学医科学研究所教授北村俊雄の呼びかけにより、5名の出資者および株式会社医学生物学研究所からの出資資金援助を受け株式会社ACTGenを設立しました。


